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ハイパースペクトルカメラ2号機、南極オーロラ観測に向けて準備開始
オーロラ観測プロジェクトでは、新たに開発した ハイパースペクトルカメラ2号機(HySCAI-2) を、滋賀県の信楽MU観測所に設置し、国内での運用試験を開始しました。このカメラは、従来の1号機と比べて 波長分解能が3倍以上向上 しており、さらにオーロラの光を「偏光」という新しい視点から観測できることが大きな特徴です。
このHySCAI-2を用いた研究課題「ハイパースペクトルカメラによるオーロラ分光観測」は、南極地域観測第Ⅹ期6か年計画(2026年開始、第68次南極観測隊)に採択されました。
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/info/20250918.html今後の予定は以下の通りです:
・2026年10月:HySCAI-2を国立極地研究所に移送
・その後、南極・昭和基地へ輸送
・現地で本格的にオーロラ観測を開始
