核融合科学研究所 先端学術研究連携活動

オーロラ観測プロジェクト

オーロラ観測プロジェクトとは

 核融合科学研究所の位相空間乱流ユニットとメタ階層ダイナミクスユニット、京都大学生存圏研究所、東北大学の研究者が協力して、オーロラ観測プロジェクトを立ち上げました。これは、空間2次元+波長のデータを取得できる2次元スペクトロメータと、任意の輝線の画像を観測できる液晶フィルタカメラを、スウェーデンのキルナ(北緯67度51分)に設置して、常時観測を行うものです。

 観測したスペクトルの時空間発展から降り込み粒子の挙動を明らかにし、磁気圏で起こっている位相空間(速度と空間)の揺らぎを研究する予定です。波長スペクトルの画像や偏光の画像という今まで計測されていなかった物理量を計測することで、降り込み粒子のエネルギーや方向を推測することが可能となり、新たな研究法の発展が期待できます。

 

NEWS

  
2024/12/04プレスリリースデータ科学で未踏空間「プラズマ位相空間」に迫る
2024/10/11キルナだよりハイパースペクトルカメラの視野を拡大
2024/09/06お知らせ岐阜新聞に研究成果が掲載されました
2024/08/02プレスリリースオーロライメージ用ハイパースペクトルカメラの開発
2024/03/16お知らせERGサイエンス会議にて発表しました
2023/12/06お知らせ岐阜新聞にプロジェクトの記事が掲載されました
2023/11/13お知らせAAPPS-DPP2023にて成果発表をしました
2023/10/08キルナだより本格的なオーロラ観測を開始
2023/09/10キルナだよりオーロラシーズンが始まりました
2023/07/14お知らせプロジェクトの研究会を実施しました
2023/05/14キルナだよりオーロラ観測装置をSSC,KEOPSに設置

連絡先

  • 〒509-5292 岐阜県土岐市下石町322-6
  • 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所
  • オーロラ観測プロジェクト
  • E-mail: aurora.project@nifs.ac.jp