核融合研究は炉心プラズマの乱流場が支配する径方向輸送に左右されるとの考えに基づき発展してきたが、自立燃焼プラズマを生成し、閉じ込め特性を評価することは容易ではない。本プロジェクトの目的は、核融合炉の成否の鍵となる「α粒子加熱による自立燃焼の成立性」を模擬実験で検証することにある。
本プロジェクトは、核融合科学学際連携センターの先端学術研究連携部門の活動として立ち上げました。先端学術研究連携部門では、研究ネットワークの構築、異分野連携、国際共同研究を推進します。
核融合科学学際連携センターでは、核融合科学の学際化・学際連携、核融合開発研究との連携、産官学連携による核融合技術の社会実装に関する支援を行っています。3部門(先端学術研究連携部門、開発研究連携部門、産学官連携部門)を設置し、先端学術研究領域との学際的な研究ネットワークの構築、およびオープンサイエンスの推進による核融合科学の学際化を進めます。